日本国憲法の「教育を受けさせる義務」日本の子どもは、6歳になると小学校に入学しますが、このことは法令ではどのように定められているのでしょうか。日本国憲法26条(教育を受ける権利と受けさせる義務)1 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有する。2 すべて国...
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法的根拠退学や停学、謹慎処分などは、法的にどのように定められているのでしょうか。必ず覚えておかなければならない法令に、次の法律があります。学校教育法11条(児童、生徒等の懲戒)校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができ...
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謹慎と停学どちらも似たように見えますが、実は大きく違うのです。謹慎は「法的効果を伴わない懲戒」である。停学は「法的効果を伴う懲戒」である。「懲戒とは」で調べたことはこれくらいでしたが、もっと詳しい説明はないでしょうか。ネットで調べてみると、高知県が出している「生徒指導ガイドライン」というものがありま...
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出席停止(義務教育)義務教育での出席停止は、以下の2つがあります。(1)性行不良によるもの(2)感染症によるもの(1)の性行不良による出席停止とはどのようなときに「命じる」ものなのでしょうか。学校教育法35条(児童の出席停止)市町村の教育委員会は、次に掲げる行為の1又は2以上を繰り返し行う等性行不良...
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不登校とは?・病気や経済的な理由によるもの以外で・何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にある・年間30日以上欠席した者(文部科学省「学校基本調査」および児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査による)類似、関連用語「学校嫌い...
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教頭試験面接レポート2016では、体罰についての質問があったということで、体罰の防止と組織的な指導体制についてまとめておきたいと思います。教頭試験面接レポート2016体罰に関する法令は、次のものがあることはいうまでもありません。学校教育法11条(児童、生徒等の懲戒)校長及び教員は、教育上必要があると...
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体罰は学校教育法11条で禁止された行為であり、3つの法的責任が問われます。(1)行政上の責任地方公務員法29条(懲戒)職員が次の各号の一に該当する場合においては、これに対し懲戒処分として戒告、減給、停職または免職の処分をすることができる。二 職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合児童生徒に体罰を...
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体罰をテーマとする論文試験は頻出です。ここでは、「合格論文の技術」から、体罰防止をテーマとした論文についてみていきます。【問題】教員による体罰は重大な人権侵害で、学校教育法第11条で禁止されているにもかかわらず、一向に減りません。あなたは、勤務校の教職員が体罰を起こさないようにするためには、どのよう...
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来年、小学校に入学する児童が、どこの小学校に入学するのか、またそれ以前に、市町村には小学校に入学する生徒がどれだけの人数がいるのか、それを調べるのはどこなのでしょうか。なんとなく市町村の教育委員会が調べるような印象がありますが、法的にはどのようになっているのでしょうか。学齢簿の編製まず、来年小学校に...
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就学時健康診断とは学校保健安全法11条(就学時の健康診断)市(特別区を含む)町村の教育委員会は、学校教育法第17条第1項の規定により翌学年の初めから同項に規定する学校に就学させるべき者で、当該市町村の区域内に住所を有する者の就学に当たって、その健康診断を行わなければならない。学校教育法施行令2条市町...
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