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教頭として
教頭としての資質
今回は【参考文献】からです。
【質問】「教頭として」、どのようにして組織力を高めていきますか。
【答え】学校組織や学校運営体制の見直しとしては、新たな課題への対応を適切に行う校務分掌組織の改善についての提言や、教職員一人ひとりの能力を十分に発揮させることのできる組織作りの提案を行っていきます。
【質問】具体的には、どのような提言や提案をしていくのですか。
【答え】主幹教諭としての実務経験に基づき、職員会議の効率化、授業改善の提言、学校経営計画の具現化などについて、具体的な企画書を作成して校長への具申を行って生きたいと考えています。
【質問】校長とあなたの意見が違うときはどうしますか。
【答え】校長との打ち合わせを綿密に行い、「ずれ」を修正するとともに、教頭としての対応策に関して、校長の指示を仰ぎます。校長と教頭は、二人三脚でなければ、教職員全体への影響も大きいので、必ず意見の違いを修正しておきます。
【コメント】校長と教頭の意見が違うときの対応については、必ず質問されます。
【質問】校長と教職員の意見が違うときはどうしますか。
【答え1】校長の意見がなぜ受け入れられないのかを分析・検討したうえで、教職員に受け入れられるよう、根気強く説明・説得を繰り返します。
【答え2】教頭は、校長のイエスマンであってはならないと考えます。学校経営においては、校長の考えや意見と異なる場面もあり、教職員が校長の考えに反発するようなこともあります。そのようなときこそ、教頭が客観的な情報に基づき、校長への意見具申を行ったり、調整や根回しを行ったりしなければならないときであると考えます。
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【質問】校長がいいにくいことを、「教頭として」どのように教職員に伝えますか。
【答え】校長は学校の最高責任者です。最高責任者がいつも前面に出なければならない組織は、機能していない組織です。教頭は、校長の考えや方針を、具体的な指示として教職員に示すことが職務であると考えます。教職員への説教や非難ではなく、校長の意を汲んでの叱咤激励として伝わるように心がけます。
【質問】「教頭として」、どのように校長を補佐していきますか。
【答え】企画、調整、教職員の指導が教頭の職務になりますが、具体的には2つの点に注意して校長の補佐役に徹したいと思います。1つは、校長が意思決定しやすいように資料等を常に整理して、情報提供できるようにします。2つ目は、校長と教職員の連絡調整を的確に行うために、授業の様子、生徒と保護者の様子、地域の様子を毎日把握して学校経営計画や教育課程の運営と管理を行っていきます。
【質問】校長、教職員、保護者に対して、「教頭として」接する際、大切なことは何だと思いますか。
【答え】校長に対しては、校長の意を汲んで、校長が必要としている情報を的確に伝えます。
教職員に対しては、常に人材育成の視点から接し、やる気を育てる指導・助言をしていきます。
保護者に対しては、常に真摯に話を聞くという態度で接していきます。理不尽な要求を繰り返す場合は、毅然とした姿勢で臨みます。
まとめ
「教頭として」どうしますか。
このような質問は、答えにくいものが多いと思います。
それだけ、教頭としての対応能力や資質が問われているのだと思います。
とっさの時の判断力や、責任感、指導力、信頼感、が問われているのです。
この人なら教頭としてやっていける人物である。信頼できる人物であるという印象が、面接官に伝わるような答えを期待しています。
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