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どんな質問だったのか?
教頭試験面接試験レポート
今年の面接が終わりました。どんなことを聞かれるか不安もあったのですが、今年は少しゆったりとした気持ちで受けることができました。
さて今年はどんな質問だったのでしょうか・・・
始まりはアイスブレイク的な内容でした。今の学校の様子や生徒の様子など、答えやすい内容です。
でもあまり軽々しいことを答えると、信頼性にかかわるので気をつけないと。
途中でさりげなく話題が変わりました。
わたしは、終わってから、それが面接の質問だと気づきました。
ちょっと遅すぎですね。
直接ここで書くのは問題があると思うので、「別冊教職研修 学校管理職合格セミナー」の例で言います。
2014年12月号の「今日的課題に関する質問」
【質問】現在、教育課題が多くありますが、あなたが一番重要だと考えることを具体的に話してください。
ほとんどこの内容だったのですよ。
実は2014年10月号と11月号、2015年の9月号と10月号は詳しく見ていましたが、
2014年の12月号は見ていませんでした。あとから12月号を見返してみて、ああっ、これだった~とわかったのです。
面接は終わってしまったので後の祭りですが、面接対策特集は10月号、11月号だけでなく12月号までだったので、もう少し見ておけばよかったなあと思います。
さて、別冊教職研修の回答例は、次のような回答でした。
【回答例】いじめ防止対策です。なぜなら、私は学校が「いじめ防止基本方針」を掲げたからには、成果をあげなければならないと心に固く決意しているからです。
別冊教職研修のコメントは
【コメント】もの足りない回答例です。「具体的に話してください」と問われている以上、決意表明だけではなく、次の質問への回答のような方法論もあわせて述べることが求められます。次の質問に救われてどうにか質問に正対するようでは、合格回答にはなりません。
あなたならどう答えますか?
わたしは、○○○○○○○○について答えました。現在の勤務校の取り組みについても含めてです。
たくさん課題があるので、もっと答えたかったのですが、それ1つに絞りました。
1つに絞ったのはよかったようです。理由は、同じ別冊教職研修12月号の次の問いにあったからです。
【質問】国家としての課題は何ですか。それに対して義務教育では何かできますか。
この回答例のコメントに、次のようにありました。
【コメント】たくさんある課題について、あれもこれもと多く取り上げないことです。視点を絞り、明確に答えたほうがよいでしょう。
というわけで、1つに絞ったのは正解のようですが、内容が伴ったかどうかは自分ではわかりません。
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次の質問も、教育課題に関するものでした。
予想では危機管理に関することがくると思っていましたが。
【質問】「現在○○という問題がありますが、あなたはどのように対処しますか。」
というような形式です。
「教頭として」どのように対処するかということですよね。
ここの質問は、自分が考えていることとちょっとずれていることが、いつも質問されます。
おかげでいわゆる「正対した答え」にならないのが悩みです。
今回も「私はそう思わないんだけどな~」という答えになってしまいました。
そしてこれもいつものことなのですが、このあたりになると、教頭としての立場に立って答えるということも忘れてしまうのです。失敗・・・
最後は教育法規に関する質問。
【質問】(秘密です。)
答えは、この「教育法規超基礎講座」を作ったおかげでバッチリでしたよ!!!
ずばりこの講座に書いてあることがそのまま質問されました。私自身びっくりしました。
以上、今年の面接レポートでした。
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