給料もらうなら絶対に知っておくべき給与支給の原則とは?給与支払い3原則とは?

スポンサーリンク

給与支給の原則とは?

給与支給の原則といわれて、何のことだろうと思いませんか?

 

給与が支給されることに何か原則があるのでしょうか。

 

もしかしたら、とても当たり前のことかもしれません。

 

 

給与支給の原則

 

  @重複支給の禁止

 

  A給与支払い3原則

 

 

この2つが給与支給の原則なのだそうですよ。

重複支給の禁止とは?

重複支給の禁止とは?

 

重複支給とは、職員が他の職を兼ねる場合、その兼務した職に対して給与を受けることができないことを言います。

 

つまり、職を2つ兼職した場合、それまでの職の給与に2つ目の職の給与を上乗せすることはできないということですね。

 

そもそも職を2つ兼職するとはどういう場合でしょうか。

 

 

最近では、国の場合、防衛大臣が辞職したので、外務大臣が防衛大臣を兼職するような場合がありましたね。国の場合ですけどね。

 

2つ兼ねたとき、重複支給されると過大な給与が支給されることになります。

 

また、任用が乱れる恐れもあります。

 

そのようなことがないように重複支給は禁止されているのです。

 

 

しかし、地方公務員が特別職の職を兼ねた場合は、これが適用されず、特別職の職に対して給与又は報酬を支給することは可能であるとされているようです。

 

地方公務員法第24条

 

3 職員は、他の職を兼ねる場合においても、これに対して給与を受けてはならない。

 

給料もらうなら絶対に知っておくべき給与支給の原則とは?給与支払い3原則とは?

 

スポンサーリンク

給与支払い3原則とは?

給与支払い3原則とは?

 

給与支払い3原則は、以前も出てきました。

 

次の条文にあるような内容のことをいいます。

 

 

地方公務員法第25条

 

2 職員の給与は、法律又は条例により特に認められた場合を除き、通貨で、直接職員に、その全額を支払わなければならない。

 

 

(1)通貨払いの原則

 

給与は通貨で支払うこと。現物給与(食事、宿舎、制服など)は原則として禁止です。

 

価格が不明瞭で、換金にも不便であり、職員の安定した生活が困難となるためです。

 

また、小切手は不可ですが、退職金は小切手でも可能です。

 

給料もらうなら絶対に知っておくべき給与支給の原則とは?給与支払い3原則とは?

 

 

(2)直接払いの原則

 

給与は直接職員本人に支給しなければなりません。

 

職員から委任されたものであっても、給与を支払うことはできないとされています。

 

なるほど、出張でいない日の場合、はんこを預けて同僚に頼んだり、家族がもらいにくるのはだめなのですね。

 

ただし、海外出張や長期療養中などの場合は、家族に渡すことはできるようです。

 

 

また、口座振替にしている人も多いかもしれません。

 

一応ルールは決まっていて、(@本人の意思に基づく。A本人名義の口座に振り込む。B振り込まれた給与は支給日に払い出しできる。)その要件を満たせば口座振替ができるようです。

 

 

(3)全額払いの原則

 

給与は、例外を除き、給与の全額を支給しなければなりません。

 

ただし、所得税の源泉徴収、市町村民税の特別徴収などの税金や共済組合の組合員の掛金などや、職員住宅使用料、互助会、互助会等が扱う貸付金の返還、団体生命保険料などは、例外となるようです。

 

給料もらうなら絶対に知っておくべき給与支給の原則とは?給与支払い3原則とは?

 

まとめ

 

地方公務員の給料の支給としては当たり前のことでしたね。

 

民間だと、支払いが遅れることもあるだろうし、全額ではなかったりして。

 

残業手当が入っていなかった、などですね。

 

と思ったら、民間でも支払い3原則がありました。

 

 

労働基準法第24条(賃金の支払)

 

賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。

 

 

ちゃんとあったんですね。

 

ちなみに、これは「給与支払いの監理」と呼ばれるものだそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追
加  

スポンサーリンク


ページの先頭に戻る


関連ページ

公務員とは?
公務員についてまとめました。
公務員制度の変遷とは
公務員の変遷、公務員の歴史についてまとめました。
現在の公務員の人数は?
現在の公務員の種類と数の状況を、過去と比較してみました。
地方公務員法の目的
地方公務員法第1条についてまとめました。
地方公務員法の効力
地方公務員法第2条についてまとめました。
一般職と特別職(1)
地方公務員法第3条についてまとめました。
一般職と特別職(2)
地方公務員法第3条の続きです。
地方公務員法の適用職員
地方公務員法第4条についてまとめました。
人事委・公平委・条例
地方公務員法第5条についてまとめました。
人事機関とは?
地方公務員法の人事機関について調べました。
任命権者とは?
地方公務員法第6条、任命権者についてまとめました。
任命権とは?
任命権について調べました。
人事委、公平委の設置とは?
人事委員会・公平委員会の設置についてまとめました。
人事委員会の役割と権限
人事委員会の役割を調べました。
公平委員会の役割と権限
公平委員会について調べました。
規則制定権、証人喚問、国との協定
人事委員会の規則制定権、証人喚問、国との協定について調べました。
人事委員会の権限委任とは
人事委員会の権限委任について調べました。
人事委員会の構成とは?
人事委員会の構成と委員長について調べました。
人事委員会の相談の原則とは
人事委員会の議事の基本原則について調べました。
事務局と事務職員とは?
人事委員会の事務局と事務職員について調べました。
平等取扱の原則とは?
平等取り扱いの原則について調べました。
情勢適応の原則とは?
情勢適応の原則について調べました。
任用とは何か?
任用について調べました。
欠格条項とは何か?
欠格条項について調べました。
任命の方法とは?
任命の方法についてまとめました。
競争試験と選考の違いとは?
採用の方法についてしらべました。
採用試験とは?
地方公務員の採用試験について調べました。
採用候補者名簿とは?
採用候補者名簿や昇任候補者名簿についてまとめました。
昇任試験・選考・降任・転任
昇任試験・選考の実施と、降任・転任の方法についてまとめました。
条件付き採用とは?
条件付き採用についてまとめました。
臨時的任用とは?
臨時的任用および臨時的任用職員について調べました。
臨時的任用と任期付採用
臨時的任用と任期付採用についてさらに調べてみました。
臨時職員と非常勤職員(講師)
臨時職員と非常勤職員(非常勤講師)について調べました。
地方公務員の人事評価とは
人事評価について調べました。
勤務条件とは?
地方公務員の勤務条件について調べました。
給与とは?
給与について調べました。
給与決定3原則とは?
地方公務員の給与決定3原則についてまとめました。
給与以外の勤務条件とは?
給与以外の勤務条件についてまとめました。
分限とは何か?
「分限」という言葉の意味について調べてみました。
処分とは?不利益処分とは?
「処分」についてまとめました。
懲戒とは何か?
懲戒について調べました。
分限処分の種類とは?
分限の種類について調べました。
懲戒処分の種類とは?
懲戒処分について調べました。
定年退職とは?
定年制、定年退職について調べました。
定年後の勤務延長とは?
定年退職者の勤務延長について調べました。
再任用とは?
再任用について調べました。
地方公務員の服務とは?
地方公務員の「服務」についてまとめました。
服務の宣誓とは?
服務の宣誓についてまとめました。
服従義務とは?
法令等及び上司の職務上の命令に従う義務について調べました。
信用失墜行為の禁止とは?
信用失墜行為と信用失墜行為の禁止について調べました。
秘密を守る義務とは?
公務員の守秘義務についてまとめました。
職務専念義務とは?
あらためて職務専念義務について調べました。
政治的行為の制限とは?
地方公務員の政治的行為の制限についてまとめました。
争議行為等の禁止とは?
公務員の争議行為と争議行為の禁止についてまとめました。
営利企業への従事制限とは?
公務員の営利企業への従事等についてまとめました。
退職管理の適正の確保とは
退職管理について調べました。