教頭としての危機管理|迅速な対応が必要

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危機管理についての面接

危機管理についての面接

 

 

【質問】教頭として、危機管理について述べてください。

 

【答え】学校保健安全法により、学校安全計画の策定と危機管理マニュアルの作成が義務付けられています。これらが現状に適合しているかチェックする必要があります。校長とよく相談し、より良いものにしていきます。
これにより児童生徒の安全・安心が現実的にかつ効果的なものにするようにします。
教頭による教職員の指導も大切で、何か起こったときに迅速・的確な対応が組織的にできるようにしておきます。

 

【質問】危機管理の具体的なものはどんなものがありますか。

 

【答え】具体的な危機管理としては、自然災害、感染症、人的災害があります。自然災害は、地震、津波、風水害など、感染症は、病気の流行、食中毒、人的災害は、登下校の交通事故、不審者、いじめや自殺、授業中や校外活動中の事故、非行、教職員の不祥事、などがあります。
最終的な判断の権限は校長にありますが、教頭は意思決定に必要な資料の作成や意見の調整とまとめをしておく必要があります。

 

【コメント】オリジナルの回答なので、ベストな回答とは言えないかもしれません。
「校長を補佐」することをベースにすることは忘れないように。

 

 

【質問】危機管理は学年等と連携が大切ですが、どうすればうまく連携ができますか。

 

【答え】学年主任会を教頭が開催します。主に情報交換の場になりますが、学年主任の危機管理意識を高めることもできます。不登校の生徒、交通事故にあった生徒や怪我をした生徒のその後の様子などの報告から、今後のリスクの予見や迅速な対応について、学年主任同士の意識のずれをなくし、意思統一を図ることで、連携がうまくできるようにします。

 

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以下は、参考文献からです。

 

【質問】教頭として、危機管理上配慮を必要とすることは何ですか。

 

【答え】安全点検の徹底です。定期点検は「点検シート」を活用して教職員全員で行っていきます。また、非構造物などは、業者に依頼して点検します。もっとも大切なことは、日々の校内巡視での点検です。

 

 

【質問】安全点検で、施設・設備に支障があると認めたときはどうしますか。

 

【答え】改善に必要な措置をとりますが、学校で修繕できない場合は、教育委員会に申し出ます

 

 

【質問】学校の危機管理とは何ですか。

 

【答え】学校の危機管理は、児童生徒の安全を確保することを最重要課題として、危機の予知とそれを回避するための方法を講じ、危機発生時には、被害や問題を最小限にとどめる方策をとることと考えます。

 

 

【質問】校長としての危機管理と、教頭としての危機管理の違いは何ですか。

 

【答え】校長はすべての校務についての決定権があることが、学校教育法に示されています。危機管理に関しては、校長も教頭も同じ危機意識を持って解決に当たるのは当然ですが、教頭は学校の緊急対応マニュアル等に即して教職員を指導し、校長は学校としての判断・意思決定を行います。

 

 

まとめ

 

ここでも、「教頭として」の質問は大いにあり得ます。
一般的な答えではなく、「教頭として」の職務を基本として答える必要があります。
また、「校長の補佐」することは、絶対忘れないようにしましょう。
参考文献の答えには、校長を補佐するような答えは少ないようです。
ただし、表現上は書いていなくても、答えの中にはこの意味が必ず含まれているものと考えましょう。

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